子供は学習塾に行くのか?公文に行くのか?判断基準はどこか。

「やっててよかった公文式」、宣伝で放送されていますね。私が小学生の時は多分のこのキャッチフレーズはでの宣伝はなかったと思います。約30数年前、小学6年生の時に私は公文式に通い始めました。それまで公文式という言葉は知っていましたが、興味はありませんでした。

その頃はすでに、多くの学習塾がありました。大規模にやっている学習塾や個人塾が結構な数ありました。しかし、私はそのようなところには行きませんでした。それがなぜ通うことになったのか。自分自身の経験から学んだことを述べていきます。

学校の授業中、半分も理解できていない場合は、学習塾は厳しい。

私は、勉強が苦手でした。どのくらい苦手かというと、算数は6年生時点で算数の計算はまともにできなかったレベルです。足し算は書いて計算する場合は出来ましたが、暗算はできませんた。

引き算にいたっては、暗算も当然でしたが、書いて計算するときも、例えば26-9みたいに、一の位の数が小さい数から大きい数を引くときには、もうお手上げでした。そこで、最終手段です。6年生なのに、指を折りながら、手で数えていました。26、25、24・・・17みたいな感じでした。

手が足りないときは、足を使っていました。足を使う時は、足し算が多かったです。全部使うと20までは対応可でした。恥ずかしかったですが、そんなことも言ってられない状況でした。

このように学習レベルが低い場合は、親としては、学習塾に行かせて何とかさせたいと思うでしょう。しかし、その時に考えなければいけないことがあります。それは、子供現状の学習レベルです。基準になるものは学校の授業1時間で半分くらい理解できているかです。

もし、半分も理解できていなかった時は、通常の集団の学習塾に行くのは厳しいと思います。なぜなら、学習塾は、学校で学んでいることと並行して授業を進めるからです。

個別指導を前面に出している学習塾もありますよね。そこでは、教師1人に対して、生徒1~3名ぐらいで進めていることが多いです。教師と生徒の関わりが密で、質問がしやすい、指導が受けやすいなどの利点があります。

また、個別指導のイメージ的は本人の能力に合わせて学習が進んでいく感じがするのではないでしょうか。しかし、授業の内容は集団の学習塾と同じように、学校の授業と並行した内容には変わりません。そうなると、それまで学んだ基礎が関係してくるので、いくら能力に合わせても、厳しいことには変わりません。

本当に勉強ができるようになるには、公文式や学研教室のような、子供の実力まで降りてくれる方法でやった方が良いと思います。すごく遠回りしているように思えますが、私の経験上、後々の伸びが違います。基礎があっての勉強です。子供の実力を見極めてみてください。

友達のアドバイスもかなり効果的!必要であれば親仲間からの情報も必要。


公文式に行くまで、私のダメダメだった様子を見ていた友達がいました。彼とはとても仲良くしていて、男子同士ではあまりやらない交換日記をしていた仲でした。毎日交換していたので、勉強に関しては私が出来ていないことを分かっていました。

彼は、小学1年生から公文式に通っていて、すでに6年生で、数学は高校2年生レベルまでやっていました。
実力の応じた勉強の良さを彼は知っていました。私の状況を見るに見かねたようで、「公文に行ってみない」と声をかけてくれました。

私は乗り気ではありませんでした。なぜなら、学校で勉強をやるのが嫌なのに、学校が終わってもわざわざ勉強しにどこかに行くのなんて嫌だったからです。しかし、彼は、「今言っておかないと中学生になってから大変だよ」という本気の説得をしてくれました。そして、渋々体験学習に行くことになりました。

親は四六時中、子供の様子は見ていられません。なぜなら、実際に合っている時間は、朝の1~2時間と、夕方から夜の2~3時間くらいなのです。一番活動をしているのが学校にいる時間なのです。友達同士、状況を分かっているのです。

もし、子供の様子が分からなければ、友達の親を通じて聞いてみると良いでしょう。結構分かっているはずです。それを参考にしてみてはどうでしょうか。

私の場合は、親同士ということではなかったですが、最近はSNSとかで、情報の交流がさかんに行われているので、意外と簡単に聞けるのではないでしょうか。客観的な情報を得ることで、子供の情報を判断してみましょう。

やって良かったかどうかは、実際にやらなければ分からない。

公文の体験学習の印象は良かったと記憶しています。問題が簡単だったからです。なぜなら、小学1年レベルだったからです。当たり前ですよね。勉強はそこからスタートしているのですから。気をよくしたので、親に相談して結局入会しました。

少し前には、まったく行き気持ちもなかったのに、実際に体験すると変わるものです。よく、習い事をする前は色々なところに体験しに行った方が良いといわれますが、その通りだと思います。面倒なのは、体験した後の勧誘の説明だと思いますが、それは少し我慢しましょう。目的は、子供の成長のためですので。

私の話に戻します。入会した理由の一つに、公文の先生が目標を示してくれたことが関係しています。「6年生の間に同じ学年、つまり6年生のレベルまで頑張っていこう。それは大変かもしれないけどできることだから」と言ってくれたのです。

これは、今考えると入会してもらうためのセールストークの部分もあったとは思います。しかし、今までそのような目標というものを考えたこともなかったので、とても新鮮な感じでした。しかも、足し算、引き算もろくにできないのに、そのレベルまで行けるって言われたので、そこにしがみつくしかなかったのも事実です。

それから、想像を超える毎日が続きました。なぜなら、超大量な問題数をこなさなければいけなかったからです。週2回通いましたが、それ以外、家庭での学習が山ほどありました。めまいのするようなプリントがありましたが、目標達成のために必死にやりました。

ちなみに、当たり前ですが、1年生のレベルからスタートしました。結構体が大きかったので、他の人から1年生の内容をやっているのを見られるのがとても恥ずかしく、早くこの状態を脱したいという気持ちもやる気を高めました。

子供の現状を把握したら、それにあったところに体験授業などにいくのはとても良いことだと思います。結果として、合うところがなければそれは良いのではないでしょうか。通信教育だって、家庭教師だってあります。そういうのではなく、自宅で自分の力でやるのだって良いでしょう。

結構周りの状況に惑わされることもあります。何が良くて何がダメなのかは、実際に体験しなければ分かりません。可能性があるものであれば、情報は早めに入手した方が良いでしょう。

継続は力。あきらめなければ、結果はついてくるものです。

この大量のプリントのお陰で、めちゃめちゃ訓練されました。公文を知っている方は分かると思いますが、公文は計算が基本です。やはり、スポーツをするように反復練習って本当に大事だなと思いました。できなかった問題が毎日やっていると、1週間後にはできるようになるのです。とにかくそれを繰り返しました。

途中でペースがかなり落ちた時期もあり、公文の自分の場所に大量のやっていない問題があったときには、もう辞めようかとも思いました。しかし、モチベーションはそこまで落ちませんでした。なぜなら、大量の問題を解いたという自信があったからです。

何とかなるものなんですね。その勢いで、中学に入るぎりぎりの3月に6年生の教材まで終わらせることができました。少しだけ中学生の内容に入ったところで、小学校を卒業し、そのまま公文も卒業しました。

塾で働いていた経験なのですが、入塾してすぐに辞めてしまう生徒が結構いました。その人たちに共通して言えることは、すぐに結果がで出なかったという理由です。そんな簡単に結果が出たら誰も苦労しませんよね。

学習塾に入る理由は、ほとんどの人が、何かしら上手くいっていないからです。そのような人が簡単に結果を出すことは至難の業です。やるべきことをコツコツと何か月もやって結果が少しずつ出てくるのです。最低で3か月です。半年は結果が出なくてもやる必要があります。

そこで結果がでなければ、その子供には合っていないということになるかもしれません。「継続は力なり」「石の上にも三年」という言葉は、間違ってはいないでしょう。

子供があきらめそうになることがあるでしょう。しかし、そのときには、辞めることを許可するのではなく、続けさせるように支援してあげることが必要になるでしょう。

周りの評価はいろいろありますが、合う合わないかは関係ありません

公文式は、肯定派と否定派がはっきりと分かれています。文章問題がないとか、大量の問題をやるので、モチベーションが続かないとか。色々な否定意見があることも事実です。

しかし、私は肯定派です。公文式がなかったら、そのあと大学まで行くことができませんでした。公文は自分のレベルを客観的に見てくれて、学習がスタートできるのはとても良いことだと思います。それが分かったのは、自分が実際に経験したからです。

一番上の娘も公文にお世話になっています。自分から進んでプリントをやっている姿は、私から見るとすごいなと思ってしまいます。

ものには合うあわないのが存在します。学習形態も色々あって良いと思います。それを選ぶのも自由です。
忘れてはならないのは、お子さんに合った学習方法を一緒に考えてあげることです。

色々な意見を聞くことは良いことです。しかし、道徳的にとか法律的に問題であれば別ですが、それぞれの内容が良いか悪いかをその情報で決めてはいけないと思います。良い情報だと思って言ったはいいものの、全く合わなかったなんてたくさんありますよね。

情報は上手く利用して、よりよい選択をしてください。

まとめ

  • 学習塾や、公文などを選ぶ時は、子どもの実力がどのくらいあるかをしっかりと確認した上で決めましょう。
  • 体験授業をする目的は、お子さんにその内容が合っているかを知るためのものです。積極的に利用しましょう。
  • ママ友やインターネットの情報などから情報を入手することは大事ですが、情報に踊らされることがないようにしましょう。
  • 継続は力なりです。すぐに結果を求めず、毎日コツコツやることを大事にしてください。結果が出るのは早くても3か月から6カ月です。