HSPの子供の特徴とは?どんな育て方をすればいいの?

日々子供の成長を見ていく中で

「なんだかお友達と上手く遊べていない…?」

「なんだか最近学校に行きたがらないんだけど理由がわからない…」

等の悩みはありませんか?実はそれはHPSかもしれません。

HSPとは具体的には何なのか。

HSPの子供をどう育てていくのがいいのかを考えていきたいと思います。

 

HSPの子ってどんな子?

HSP(Highly Sensitive Person)とは周りから受ける刺激に対してひといちばい敏感に反応してしまう人の事をいいます。

子供の場合はHSC(Highly Sensitive Child)と呼ばれることもあります。

HSPの子供の特徴として次のようなことがあげられます。

他の人が気づきにくいことに気づくことができる。

周りの人の些細な変化にもすぐ気づくことができます。

髪型の変化など外見の変化、誰かがつらい思いをしていれば内面の変化にも気づくことができます。

これは周りの刺激を常に敏感に感じ取って生活しているからです。

良い空気・悪い空気の両方を吸ってしまう。

周りの刺激に敏感なので、良い空気・悪い空気の両方を吸ってしまいます。

自分が悪口を言われているわけではなくても、誰かが自分以外の誰かの悪口を言っているだけで辛くてその場にいられなくなってしますのです。

そのため対人間件で傷つきやすい傾向があります。

しかし一方で、良い空気を素早く吸うことができるので向上心を持ったコミュニティなどに入ると急成長していくことができます。

感情の起伏が激しい

イライラした時は何かにあたってしまったり、怒鳴ってしまうこともあったりと、HSPの子は他の子に比べて感情の起伏が激しいという特徴があります。

一方で落ち込んでしまうときは長時間つらい気持ちになって落ち込んでしまうので、部屋からでれなくなったり、学校に行けなくなってしまう子もいます。

他の子よりも感情を出すことができるので効果的に思いを伝えることができます。

これら3つはHSPの子供に見られる代表的な特徴です。その他にも次のような特徴があります。

  • 驚かされるのが苦手
  • すぐにびっくりする
  • 物事に対して慎重に行動する
  • にぎやかな場所よりも静かな場所が好き
  • 親の考えている事が先読みできる
  • 完璧主義
  • 服のラベル等が肌に当たるのを嫌がる
  • 人前で発表する時、知っている人だけのほうが成功する
  • 石橋をたたいてわたる

さらに詳しい特徴や、子供がHSPかどうかのチェックリストが乗っているHPがあるので、もっと深くしりたい方はぜひ参考にしてみて下さい。

 

HSPは障害ではない

HSPは一つの特性であり、障害ではありません。

HSPとは心理用語で、気質や特徴を表す言葉なのです。

発達のアンバランスさが引き起こす敏感さ・こだわり・生きづらさ・行動様式等が発達障害(ADHD、自閉症スペクトラム)と似ていますが、根っこを見てみると大きく違うことがわかります。

HSP

人種や性別に違いはなく、5人に1人くらい、15~20%の割合で世界中に存在しています。

細かいところまで注意が行き届きますが、注意力が高すぎるため複雑な人間関係を目の当たりにすると疲労を感じやすいです。他社への共感性が高く、衝動性はありません。

発達検査を行っても特に気になる発達の偏りはなく、HSPの子供の気質を本来の最適な状態に整えてあげることで、軽減・克服していく事ができます。

発達障害(ADHD)

発達障害は脳機能の障害で、基本的には障害その傾向が変わることはありません。

生まれつきの脳の神経系が充分に発達しない部分があるために、認知・行動・感情・コミュニケーションといった社会で生きていくために必要な能力にアンバランスが生じる障害であると考えられています。

注意・興味がコロコロ変わり、集中することが難しいですが、興味のあることに関しては注意・集中ができます。

衝動的な言動で他者を傷つけてしまうことがあります。

発達障害とHSPはいくつか共通する点もあり、「発達障害かも?」と思って調べてみると「あれ?うちの子は発達障害ではなくHSPなのかも?」とよく分からなくなってしまう方もおられます。

もちろんその逆の場合もあります。

発達障害自体が実は診断が難しく、そしてHSPの認知度が低いがためにこのような勘違いがおこってしまうのです。

 

HSPの子供への接し方・育て方

HSPの子供の育て方で大事なのは子供のありのままを受け入れることが大切です。

HSPの子供が感じてしまいがちな不安・不快感・嫌なこと・怖いことに共感し、それを感じるのは当たり前であると伝えてあげます。

HSPの子供は失敗を必要以上に怖がる傾向にある

学校生活で先生に怒られた・テストの問題を間違ってしまった等の些細なことにでも敏感に反応してしまい、大きく動揺して自信を失ってしまいます。

この場合まず子供の動揺している気持ちを受け止めて上げましょう。

親が気持ちの辛さを共有してくれる事で子供が落ち着く事ができます。

そして失敗したことを責めず、怒っていない事を伝えてあげて下さい。

厳しく叱って失敗したことを習得させようとするよりも、寄り添って親が前向きに応援してあげる声がけや接し方をするのが効果的です。

そうすることで子供は安心感を取り戻すことができますし、またチャレンジしてみようという気持ちを養うことができます。

HSPの子供は友達からいじめられたと感じやすい

HSPの子供は対人関係で傷つきやすい傾向にあります。

遠慮のないストレートな物言いや、些細なことでの小競り合いがあったとき深く傷ついてしまい「いじめられた」と感じ取ってしまうのです。

先生や友達に「大げさだよ」「気にしないほうがいいよ」と言われてしまうと、自分の気持を分かってもらえなかった悲しさからますます傷ついてしまいます。

本人の悲しい気持ちを受け止め、相手の気持ち・状況を説明してあげるのが効果的です。

そして子供の感じやすさを先生に伝え、必要なフォローをお願いすることも大切です。

そのままの自分を認めてくれる存在がいるとそこは安心して過ごせる場所になります。

そんな安心できる場所があれば、ゆっくりと時間をかけて敏感さを少しずつですが克服していくことができます。

敏感さをカバーしていく

HSPの子供は光や音にも敏感なので、それらを抑制してあげることも大切です。

また、皮膚感覚や味覚も敏感であるため子供が嫌がることは避けてあげるのが得策です。

HSPの子供に必要になってくるのは無理な練習ではなく、本人が辛く感じることは避けて辛くなくなるのを待ってあげることです。

愛情はきちんと言葉や行動で伝える

HSPの子供だけに限られる話ではありませんが、子供は愛情に敏感です。

愛情を言葉にし、行動で示すことで自分が親から「愛されている」感じることができ自信がわきます。

本人のペースを見守る

HSPの子供にとって無理なくがんばれるペースを尊重することがとても大切です。

ゆっくりすぎて心配になる時もありますが、敏感な部分を守り、時間をかけて育ててあげることで「伸びる時」がきてグーンと成長することができるのです。

この成長でそれまで苦手だったことが克服されることもよくあります。

 

まとめ

HSPの子供は人一倍敏感な気質の持ち主のため、「育てにくい」と思われてしまったり、敏感さを克服させようと厳しく無理を重ねて育てられてしまったりすることが少なくありません。

HSPの子供と他の子を比べるのではなく、子供が何を望んでいるのか、子供にとって成長しやすい環境とはなにかを考えてみて下さい。

そうすることで本人の成長する力はどんどん上がっていきます。

それに「他の子と違う」というのは個性です。

その独特な感性が多様化の進む現代では強みになっていきますよ!

(関連ページ)

HSP、HSC(子供期)かをチェック!敏感すぎる子との向き合い方

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