うちの子もしかしてHSP?HSPの子供の特徴とは?

日々の子育ての中でお子さんが上手くお友達と関われてなかったり、他の子が平気でできていることを怖がってできなかったりした事はありませんか?

「あれ?うちの子も少し他の子とはちがう?」

「もしかして発達に遅れがある?」

などが子供にある場合、その子はHSPかもしれません。

HSPとは何なのか、HSPの子供の特徴とは何なのかをご紹介していきたいと思います。

 

HSPって何?

HSP(Highly Sensitive Person)とは周りから受ける刺激に対してひといちばい敏感に反応してしまう人の事をいいます。

刺激とは人の気持ち・光・音・香りなどのことです。

HSPな子供のことをHSC(Highly Sensitive Child)と呼び、このHSPをもって生まれた子たちは人種や背別に違いはなく、世界の全人口の15~20%、日本人の5人に1人は該当するのです。

HSPは病気でも障害でもありません。

HSPとは子供が生まれ持った気質、特性です。医学的な病名や診断名ではなく、HSPとは心理用語で、気質や特徴を表す言葉なのです。

しかし、医学的な病名や診断名がないこと、認知度の低さ、ADHD等の発達障害に症状が似ている場合もあることから誤って診断されるケースもあるのです。

では発達障害(ADHD)との違いは何なのでしょうか。

発達障害は脳機能の障害で、基本的には障害そのものの傾向が変わることはありません。

脳の神経系が充分に発達しない部分が生まれつきあるために、認知、行動、感情、コミュニケーションといった社会で生きていくために必要な能力にアンバランスが生じる障害であると考えられています。

集中力が続かない、気が散りやすい、忘れっぽい、じっとしていることが苦手で、落ち着かないですが、興味のあることに関しては注意・集中ができます。衝動的な言動で他者を傷つけてしまうことがあります。

HSPは他社への共感性が高く、衝動性はありません。

発達検査を行っても特に気になる発達の偏りはなく、HSPの子供の気質を本来の最適な状態に整えてあげることで、軽減・克服していく事ができます。

細かいところまで注意が行き届きますが、注意力が高すぎるため複雑な人間関係を目の当たりにすると疲労を感じやすいです。

発達障害とHSPを比べてみると、発達のアンバランスさが引き起こす敏感さ・こだわり・生きづらさ・行動様式等が似ていますが、根っこを見てみると大きく違うことがわかります。

HSPの子供のもっと詳しい特徴は次の項目で詳しく解説していきたいと思います。

HSPの刺激に敏感な特性から「内気」「神経質」等ネガティブなイメージと結び付けられやすく、社会で様々な誤解を招くことがある傾向にあります。

しかしHSPとは繊細で豊かな感性を持った人たちであり、社会にとって必要不可欠な存在であると言えます。

その特性に気づき、過ごしやすい環境を増やしていくためにもHSPの子供を持つ両親が積極的に理解を深め、支援していくことが大切なのです。

 

HSPの子供の特徴とは?

HSPの子供の特徴としては次のような事があげられます。

  • 急に音がなったとき等、他の子以上にびっくりする
  • 物事に対してとても慎重になる
  • にぎやかな場所よりも静かな場所を好む
  • チクチクするような服の布地を嫌がる
  • 強く叱るよりも優しく注意するほうが効果がある
  • 親の心を読む
  • 失敗をとても怖がる
  • 汚れに敏感
  • 友達の細かい変化に気づく事ができる
  • 自分の周りの環境の変化に敏感
  • 1度にたくさんの事を頼まれるのが苦手
  • 年齢の割に難しい言葉を使う
  • 完璧主義
  • 大きな変化になかなか適応できない
  • 物事を深く考える

これらはHSPの子供がもつ特徴のよくある例です。

もちろん子供によってその特徴に違いはでてきますが、中でも次に紹介する3つはHSPの子のほとんどが持っている特徴です。

他の人が気づきにくいことに気づくことができる。

周りの人の些細な変化にもすぐ気づくことができます。

友達、両親、先生などの髪型の変化・外見の変化、つらい思いをしていれば内面の変化にも気づくことができます。

これは周りの刺激を常に敏感に感じ取って生活しているからです。

良い空気だけではなく、悪い空気も吸ってしまう。

周りの刺激にとても敏感なので、良い空気・悪い空気の両方を吸ってしまいます。

自分が悪口を言われているわけではなくても、誰かが自分以外の人の悪口を言っているのを聞くと、辛くてその場にいられなくなってしまうのです。

しかし一方で、良い空気を素早く吸うことができるので互いに向上心を持ったコミュニティに入ると急成長していくことができます。

感情の起伏が激しい

HSPの子は他の子に比べて感情の起伏が激しいという特徴があり、イライラした時は物や他の人にあたってしまったり、怒鳴ってしまうこともあります。

一方で落ち込んでしまうときは長時間つらい気持ちになってしまうので、部屋から出られなくなったり、学校に行けなくなってしまう子もいます。

しかしその一方で、他の子よりも感情を出すことができるので人に感動を与えたり、効果的に思いを伝えることができます。

HSPの子供がもつ特性はマイナスな面もありますが、プラスの面ももちろんあります。

それぞれの特徴が活かせる環境や支援をしてあげることが大切になってくるのです。

 

HSPの子供への支援方法とは?

HSPの子供にとって大切になってくるのは

HSPという自分自身を愛せる事」

「HSPであることに誇りをもてるようになること」

です。

HSPは生まれ持った気質なので子供の時から大人になってもHSPです。

子供のうちは自分で特性に合わせた環境を作ることは難しく、学校等の集団生活をおくるうえで不登校や心身症になって表れることも多いです。

学校生活での支援

HSPの子供にとって学校は、他の子供たちにはない試練が多くある場所です。

HSPの子供に対するしつけや教育はもちろん必要ですが、できない事があっても怒るのではなく「失敗しても大丈夫。次はこうしたら上手くできるかもしれないね」と前向きな言葉をかけましょう。

そうすることで「できない自分」を受け入れ、再びチャレンジしていこうと思う心を養うことができるのです。

またHSPの子供は対人関係で傷つきやすい傾向にあります。

遠慮のない物言いや、些細なことでの小競り合いがあったとき、周りが思うよりも深く傷ついてしまい「いじめられた」と感じ取ってしまうのです。

本人の悲しい気持ちを受け止め、相手の気持ち・状況を説明してあげるのが効果的です。

学校生活では両親の目を隅々まで行き渡らせることは難しいです。

HSPは最近言われるようになった気質で認知度は低いです。

そこで先生にきちんとHSPの気質を伝え、理解してもらう事が大切です。

必要なフォローが受けられるかどうかは学校生活の質にも、子供の成長にも大きく影響してきます

日常生活での支援

他にも音や光、皮膚感覚や味覚など子供が強く反応したり嫌がったりするものはさけるようにしてあげるのが得策です。

なにより大切なのはいつもきにかけてくれる人がいること、「あなたの事が大好きだよ」という愛情をたっぷり受けることです。

愛情を言葉にして行動で示すことで自分が親から「愛されている」感じることができ、自分に自信がもてるよになります。

 

まとめ

HSPの子供はその気質から、様々な生きづらさを抱えながら生活しています。

その気質を理解し、支援してあげることで子供自身の成長する力はどんどん上がっていくのです。

HSPの子供が持つ独特な感性は多様化が進む社会で将来強みになることでしょう。

「他のこと違う」ということに目を向けすぎず、「他の子と違う」ということに自信をもちましょう!

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