虫歯ゼロの子供でいるために!歯磨きはいつから始めるのが効果的?

子供の歯を、虫歯にさせるの、イヤですよね。

子育て、家事、仕事で忙しい日々なのに、さらに毎週、子供を歯医者さんに連れて行く手間が増えるなんて。

嫌がる子供を連れて行くのも辛いし、かわいそう。

大人の私たちも、これまで虫歯になったときは、歯医者さんに行って治してきました。

でも、できれば子供は、虫歯の治療を受けないで済むようにしたい・・。

虫歯ゼロの子供でいてほしい!

そのためには、やはり、家でできる一番の虫歯予防歯磨きが大切です。

どうしたら、うまく歯磨きができるようになるのか。

そのための方法をお伝えします。

 

子供に歯磨きをさせるのはいつから?嫌いになる前に習慣にしよう!

子供に、虫歯になってほしくない!

そんな親の気持ちとは逆に、子供は歯磨きを嫌がることが多いです。

どうしたら、子供が歯磨きを嫌いにならずに、うまく習慣にすることができるのでしょうか。

 子供が歯磨きを嫌いになるワケ

子供にとって、嫌いなことを我慢してするのは、難しいことです。

なぜ子供が歯磨きを嫌いになるのか、考えてみましょう。

仰向けも怖いし、口の中に物を入れられるのもイヤ!

スキンシップ以外で顔や口を触られるのは、本能的にイヤだと感じるものです。

歯医者さんだけでなく、眼科、耳鼻科などで診察を受けるときには、大人でも緊張しますよね。

子供の歯を大人が磨くときは、たいてい子供を仰向けにさせます。

その仰向けも、子供には怖さを感じさせます。

いきなり仰向けにされて、身体を固定されたら、抜け出したくなります。

さらに、その雰囲気の中で、口の中を触られたり、口の中になじみのないもの(歯ブラシ)を入れられたりするのですから、歯磨きを嫌がるのはむしろ当然といえます。

「なんで嫌がるの~痛くしないのに~」というママやパパは、子供のそもそも怖いという感覚を、分かってあげていないかもしれません。

いかに子供の気持ちをほぐすかに、もう少し重点をおいてみてください。

じっとしている時間が長いのもイヤ!

親の歯磨きを受けている間、子供は「早く終わってほしい」と思っていることが多いでしょう。

「歯磨きって気持ちいい」と感じている子供は別として、たいていは、頑張ってこらえているのではないでしょうか。

口をずっと開けているのは、子供には大変なはずです。

大人でも、大きく口を開けたままにするのは辛いです。

例えば、歯医者さんで親知らずの抜歯など大がかりな治療を受けるときには「このまま大きく開けていてください」と言われることもあります。

誰でも「苦しい・・」と思うはずです。

また、大人が同じように歯医者さんで困るポイントとして、ツバがたまってくることがあげられます。

子供も、ツバがたまってくるのは不快だし、困っているはずです。

でも、我慢しなければならない・・。

子供がなかなか、「歯磨きって気持ちいい」とならないのもうなずけますよね。

歯磨きするとき、ママやパパが真剣になりすぎてコワイ!

子供が嫌がるのを押さえるのは大変だけど、歯はきれいに磨かなくては!

とりあえず物理的に磨くことさえできれば、虫歯は防げるんだから!

ママやパパは、歯磨きに対して、真剣です。

だって、子供が虫歯になるのは、パパやママにとっても怖いことなのですから。

子供のためには、無理やりでもやるしかない!という感じですよね。

確かに、物理的に歯が磨けていることは重視するべきでしょう。

さらに、子供が歯磨きを嫌がるのは、待っていれば過ぎる、短い時期のことです。

口に歯ブラシが入ることを、大きくなっても怖がり続けるということはないのですから。

今の時期だけは、「泣き叫んでいたとしても、とにかくやることをやる」というのも一手ではあります。

しかし、本当は穏やかにできれば・・とは、誰でも思います。

少しでも穏やかにする方向に、方針をチェンジするのであれば、ママやパパは、少し力を抜いてみましょう。

子供がリラックスするには、パパやママが、先にリラックスする必要があります。

もし子供が「歯磨きって気持ちいい」と思うようになったら、おそらく歯の磨き具合は素晴らしく良くなります。

子供を押さえながら、歯ブラシを口の隙間になんとか入れ込んで磨くより、歯の一つ一つをちょうど良い強さで磨いてあげられる方が、よく磨けるに決まっています

子供を怖がらせないための、歯磨きの始め方

大切なことは、歯磨きに慣れさせることです。

赤ちゃんで、よく分かっていないうちから歯磨きの習慣をつけておくと、スムーズにいく可能性が高くなります。

口に物が入ることを、当たり前にしてしまうのです。

赤ちゃんの最初の歯が生えるのは、だいたい生後6カ月ころ。

このころの歯は、間食もほぼ無いため、だ液の力だけで歯の清潔は守られています。

つまり、わざわざ歯を磨く意味はないのですが、歯磨きに慣れるために、この頃から習慣づくりを始めてみましょう。

習慣づくりができたとしても、その後絶対に子供が歯磨きを嫌がらない、と保証されるわけではありません。

「うまくいったらラッキー」くらいの気持ちで、スキンシップの一環としてやってみてください。

まずは子供を仰向けにして、ママやパパのひざの間に頭をのせます。

もしくはおっぱいをあげるときと同じように横にだっこします。

横にだっこする場合は、赤ちゃんの片手を、自分のわきに回して、挟みます。

口の中が見えるようにして、ガーゼや綿棒などで、歯を優しく拭いてあげましょう。

もともと歯磨きの必要はないのですから、「ちょんちょん」くらいで大丈夫です。

大人の手が、口の中に入って歯に触れることに、慣れるのが目的です。

この頃はきっと、そんなに嫌がりもせず、簡単にできるでしょう。

時間も短く、お母さんの負担も少ないので、スキンシップとして優しい雰囲気の中でできますね。

このまま、優しい雰囲気で続けていくのが大事です。

なんでも、続けていかなければ、習慣にはなりません。

簡単だし、怖がりそうにないし、やらなくてもいいか、とサボってしまうと、しばらくたった頃には嫌がってしまうかもしれません。

口の中に触れられるのは大丈夫そうかな、と感じられたら、ステップアップです。

乳児用の歯ブラシを用意して、歯ブラシで歯にちょんちょん、触れてみましょう。

その間、子供の手にも歯ブラシを握らせると良いかもしれません。

自分で口に入れても平気なように、口の中に深く入れないようになっているものを選びましょう。

スムーズにいかないこともあるかもしれませんが、慣らすことが目的です。

嫌がるようなら一瞬で終わらせたりして、とりあえず続けてみましょう。

「うまくいけばラッキー」の気持ちを忘れないでください。

歯磨きを嫌がるようになるのが、ほとんどの子供の普通の姿なのですから。

歯ブラシを怖がらないようなら、ちょっとずつ、歯磨きらしくしていきます。

歯を見ながら、一本一本ずつを、優しく磨いてあげます。

赤ちゃんがほめて喜ぶようになっていたら、歯磨きができたあとは、たくさんほめてあげてください。

 

子供が歯磨きを嫌いになっちゃった!

最初に歯が生えたころから歯磨き習慣をつけるなんて、時間がなくてできなかった・・。

歯磨き習慣をつけるためにやってきたけど、その通りにうまくなんていかなかった・・。

それで、当たり前なのだと思います。

歯磨きを嫌がらない子供にすることが、簡単にできるなら、子供の歯磨き問題に悩むママやパパは、もっと少ないはずですから。

1歳~2歳を過ぎ、歯磨きを嫌がるようになっていたら、対処療法で頑張りましょう。

このころの歯は、奥歯も生え始め、歯磨きは必要なことではあります。

とはいえ、大きい子供と違い、好きなお菓子やジュースを自由に飲んでいるという場合は少ないと思います。

まだまだ、虫歯にはなりづらいこの時期、歯磨きを楽しく盛り上げ、少しでもパパやママが楽になるように仕向けてみましょう。

親が、子供の歯を一本一本、丁寧に磨けるような状態にもっていくことができたとしたら。きっと、子供の歯磨き感にも影響を与えます。

子供が自分での歯磨きをするようになったとき、その磨き方にも、きちんと影響が残されるのではないでしょうか。

歯磨き嫌いな子供には、たくさんほめてあげる!

とにかく、ほめて、良い気持ちにさせてあげるのが大事です。

「おっ、ごろんできてエライよ~!昨日よりおねえさんになったね~」

「わ~、こんなにお口を大きく開けられるなんて、りっぱだね~」

できることを、すべてほめてあげましょう

それでも、子供は歯磨きを嫌がるでしょう。

それでもめげずに、テンション高くやります。

ほめていることが伝わるためには、お母さんが笑顔であることが大事ですよ。

歯磨きが終わった時には、「ママうれしいな~」と、ぎゅっとだっこです。

とにかくおおげさにほめてあげましょう。

介護の世界で使われる手法ですが、女優になって相手の気持ちを良くすることは、非常に有効なのです。

子供が「ふっ」と油断して、こちらの雰囲気に流される瞬間があるかもしれません。

流れで口をあーんと開けた瞬間があったら、逃してはいけません。

すかさずほめまくります!

歯磨き嫌いな子供には、絵本を活用する!

子供に歯磨き習慣をつけるために、助けになってくれる絵本もあります。

歯磨きをするとどうなる、歯磨きをしないとどうなる、ということを、身近に感じることができると、大きくなるにつれて、だんだんと効果がでるかもしれません。

はみがきあそび (あかちゃんのあそびえほん)

「はみがきあそび」は、1歳くらいの子供から、楽しむことができます。

絵本も、一回読んで、一発で効果を発揮するわけではないのですよ。

子供の心の中に何かが残るまで、絵本にたびたび触れるのが大事です。

歯磨き嫌いな子供には、パペット人形を活用する!

たくさんの子供が持っている、しまじろうのパペット人形。

これで歯ブラシを持って、歯磨きの誘いをすると、子供が歯磨きの態勢になってくれるという話も聞きます。

先ほどの「たくさんほめる」でもそうですが、子供を「のせる」ことがとにかく大事だということが分かりますね。

歯磨きがうまくできるかどうかは、子供の心ひとつなのです。

しまじろうをきっかけに、子供がごろんとしてくれたら、大人の腕の見せ所です。

最高の優しさで、最高のほめ具合で、楽しく気持ちよく、歯磨きをしましょう。

この時とばかりに、ごしごしと「歯を磨く」ことばかりに気をとられては、ダメですよ!

明日からの歯磨きにつなげるために、子供を喜ばせて「のせる」のです。

歯磨き嫌いな子供には、ちょっと贅沢を!

歯磨きにお金をかけることは、あまり想定していないかもしれません。

子供が気持ちよく思える歯ブラシ、歯を磨きたくなるような歯磨き粉、歯磨き後のスプレーなどのオプション的グッズ、全部できたらごほうびに、歯磨き用のタブレットを一粒・・。

これらを活用することで歯磨きの様子が変わるなら、用意してみても良いのではないでしょうか?

これが気に入って、歯磨きを嫌がらなくなったなら、歯磨きの効果は押さえて磨くよりも断然アップします。

でも、これでうまくいったとしても、いつまでもこれらを用意しないといけないのはちょっと・・。

これらを使わなくなった途端、歯磨きを嫌がるようになるのでは・・。

これらに頼らなくても習慣をつけられるようじゃないといけないのでは?

と、心配するパパやママもいるかもしれません。

大丈夫です。子供は、集団に入れば他の子供と違う行動はしたがりません。

周りの子供が使っている道具と同じもので、歯磨きを済ませて帰ってきます。

家では続けたいというのなら、本人が辞めたくなるまで続けたって、別に良いのです。

だって、歯に良いことなのですから。

これらを用意するぐらいで歯磨き嫌いを克服できるなら、もうけモノですよ。

歯磨き嫌いな子供には、動画やアプリを活用する!

歯磨き動画を試してみる、という手もあります。

歯磨き動画は、歌に合わせて歯磨きをしているアニメが、3分ほど流れるというものです。

子供の気分がのれば、動画に合わせて歯磨きできるかもしれません。

そうしたら「この動画を見る間は歯磨きの時間ね」というルールが作れますね。

ルールを作ったら、親子で守っていくのが、習慣のためには大事です。

習慣を守って、歯磨きをやろうとしたらほめてあげる。ちゃんとできたらほめてあげる。

習慣づくりのためには、ほめまくりましょう。

また、最近では、裏技とも言えるアプリもあります。

電動歯ブラシと専用アプリが連動していて、画面を見ている通りに実際の歯ブラシを動かせば良いというものです。

歯磨きの終了後には、磨き残しを教えてくれるほか、キャラクター「スパークリー」がごほうびをくれます。

ごほうびでスパークリーにおやつをあげたり、着せ替えをしたりできます。

ゲーム感覚というか、ゲームとして楽しめてしまうのですから、驚きますよね。

PHILIPSソニッケアーキッズアプリ

 

子供の一人歯磨きはいつから?

では、親の仕上げ磨きなしの「一人歯磨き」は、いつから始めれば良いのでしょうか。

幼稚園や保育園に通う3歳~5歳の子供は、園では一人歯磨きをしていることと思います。

しかし、家で行う歯磨き、特に夜寝る前の歯磨きは、まだまだ仕上げ磨きが必要というのが、多くのパパやママの感覚だと思います。

歯医者さんに言わせると、小学生のうちは、仕上げ磨きが必要とのこと。

歯医者さんは、一般のパパやママより、歯に対する意識が当然に高いです。

とはいえ、完全に虫歯にさせたくなければ、それが必要ということなのでしょう。

一人歯磨きに任せるためには、上手に歯を磨けていないことには話になりません。

上手に磨くためには、やはり練習が必要です。

仕上げ磨きもしながら、一人歯磨きの練習も並行してやっていきましょう。

親が仕上げ磨きをしてあげるのですから、子供が上手にできる必要はありません。

最初から熱心に教えたりせず、まずは習慣づけとして、気楽にやりましょう。

赤ちゃんのころ、歯磨きを始めたころから、マイ歯ブラシを持たせると、良いかもしれません。

磨くまねをするのでも、たくさんほめてあげてください。

3歳くらいになると、歯磨きの歌や、いつもの仕上げ磨きの様子から、「奥歯と前歯を分けて磨く」などのルールがなんとなく分かってきます。

自分で頑張って磨いている様子があったら、すかさずたっぷりほめてあげましょう!

 

まとめ

子供に歯磨きの習慣をつけさせるためには、

まとめ
  • 赤ちゃんのうちから、歯磨きに慣れさせること
  • とにかくほめて「のせる」こと
  • 歯磨きタブレットや、歯磨きアプリなどもアリ。子供が歯磨きをする気になったことが、素晴らしい大チャンス
  • 子供への働きかけを続けること

これらが大切です。

たくさんのパパやママが、現在進行形で悩んでいることなのです。

完璧な方法はありません。

いろいろ試してみましょう!

そうして試行錯誤を繰り返すパパやママの子供は、最終的には虫歯のない子供に育つものですよ。